コンセプト 『あなたにはオンナたちの「素」と「演」の境界線を見つけることができますか?』 10人のオトコにはおよそ3通りの人生しかないが 10人のオンナには10通りの生き方がある。 この映画はいわば「女性社会」と呼ばれる現代を投影した映画である。 登場する女性たちは「顔はいいけど・・・」な一癖もふた癖もある現代女性ばかり。 映画の冒頭では、彼女たち5人の会話部分において「3本の会話構成」が同時系列で 進行するという新しい編集演出方法を用いています。これは先の映画「24」で 用いられた同時系列とは違い、3カ所で同時に会話が展開している様子を一つ一つ 切り抜きながらも、時間という軸で一つにまとめ上げるというものです。 世の女性がもつ「多種多様な悩みや感情」を登場する5人のオンナたちが 同時系列で表現していく様は映像界に新たな風をもたらすことと信じています。 本質的な人間の心の渇きを、とても軽いタッチで描写しながらも5人のオンナたちの 「不満だらけの深層心理」を表現する映画「サンモリッツ」。 この映画が世の男性に対しても現代女性に対する「特効薬」になることを願っています。 |
ストーリー いつも人の気配を感じさせない、カフェ「サンモリッツ」。 喫茶店のようでバーみたい、バーのようでレストランみたい・・・。 そしてなぜかこの店に決まって現れる渇いた感じのオンナ5人。 カオリ、ステレオ、ウーマン、メガネ、アニメ。 彼女たちは職業も違えば性格、容姿もまるでバラバラ。 顔はいいが「癖」のある5人のオンナ。 ただ一つ同じなのは・・・男を求め愛されたいと思ってること。 今日も決まって徐々に女達が「サンモリッツ」に現れ始めた。 そして決まって無駄話・・・。 話し出したらとまらない、徐々に酔っぱらってく5人の会話は バラバラだが縦横無尽にエキサイトする。 そこへ何故か一人の「おかま」が現れる。おかまをいじりまくる5人。 しかし何故か女より女っぽいおかまに5人はいつのまにか潤いを感じる。 馬鹿にしてた「おかま」の口からふと出た言葉に感動する5人。 「男なのに女」「女なのに男」そんなオカマに自分たちの「女の価値」を いつも以上に考え始めた・・・。 |
映画制作・普及上映についてのコンセプト |